今年の調査地点を決めてきました(2020/7/21)

友ヶ島にて今年の調査地点を決めてきました(2020/7/21)。炎天下でしたが、研究会メンバーのほか、和歌山市役所から3名、新聞社から1名が参加くださり、20km近く歩きました。

さて、今回は引き潮を狙って、最東に位置する虎島へ渡りました。虎島北側の岩場には、漂着して何年、何十年と経っているであろう大量のプラごみが山積していました。

特に目立つのはペットボトル。劣化・変色したものも多くありました。友ヶ島は、修験道の開祖・役行者による葛城修行の始まりの地とされており、今も山伏が修行に訪れます。その際、虎島の入り口に佇む「閼伽井の碑」で読経がなされます。この山伏の背後にあるのは、プラごみの山です。自然信仰たる修験道の聖地がゴミに埋もれる様は、我々に、自然と人間の関係を強く問い直してきます。

一般社団法人加太・友ヶ島環境戦略研究会の活動の一部は、地球環境基金助成金を受けて行っております。

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