友ヶ島にて海ゴミ展示販売を開始しました。

2022年3月11日より、友ヶ島の野奈浦桟橋にある「らぴゅかふぇ」横にて海ゴミ展示と即売の小さなスペースを設け、現地直売を始めました。


加太・友ヶ島環境戦略研究会では、これまで友ヶ島での海洋漂着物(海ゴミ)の調査、研究及びイベントを行う事によっての啓蒙活動を行ってまいりましたが、兼ねてより我々は、この島がゴミが沢山漂着する、大都市圏から日帰り可能な観光名所という類稀なるロケーションであることから、訪れる一般観光客の方々にもそれを訴えて広く知って欲しいと考えておりました。

友ヶ島に訪れる方々。Instagramですっかり有名になった「ラピュタの島」でお馴染みの第三砲台跡がお目当てだったり、2022年4月から地上波で放映されるアニメ「サマータイムレンダ」の聖地巡礼で訪れて、桟橋を船から降りたら「澪が自転車に乗ってきて海に突っ込むんじゃないか…」とドキドキしている人たち、色々といらっしゃるかと思います。


話題に事欠かない無人島友ヶ島ですが、一方地元では問題の、海洋ゴミ問題というネガティブな一面もあります。特に島の北海岸は大阪湾に面しているため、漂着しているゴミたちは、我々大阪湾流域に住む人間が排出したものが大きな部分を占めると考えられています。


とても大きなテーマですが、我々はこのテーマに専門家、企業、関西の自治体などとタッグを組み、解決していこうと試みております。


いまはとても小さなスペースではありますが、少しずつ内容を充実させてここに来られた方に少しでも強く訴えかけられる内容にバージョンアップしていきたいと思っております。


設置にあたり、多大なるご協力を頂きました友ヶ島汽船様、並びに和歌山市観光課様、誠にありがとうございます。今後とも宜しくお願い申し上げます。

一般社団法人加太・友ヶ島環境戦略研究会の活動の一部は、地球環境基金助成金を受けて行っております。

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