和歌山大学教育学部附属小学校5年生の皆さんと海岸漂着物調査を実施しました!

2020年12月21日、和歌山県有田市の女ノ浦海水浴場にて和歌山大学教育学部附属小学校5年生中山先生のクラスの子供たち総勢29人と研究会メンバーの平井が一緒に海岸漂着物調査を実施してきました。

子供たちはこれまでの授業で海洋ゴミ問題について学習してきました。
「海ゴミのせいでウミガメが死んでしまうこと」
「このままいけば2050年には海に存在するプラスチックが魚の量を超えるかもしれない」など、様々に学んできましたが、現状を見たことがありませんでした。

「実際の海岸に行って現状を見てみたい!」
「見るだけじゃなくて友ヶ島でやっている調査と同じ調査を私たちもやってみたい!!」という子供たちのたっての希望により今回の調査が実現しました。

実際に行ってみると多くの物が海岸に打ち上がっていることにビックリ!
殺虫剤に蛍光灯、靴に帽子に正体不明のビニールの束など、どうしてこんな物が流れ着くの??、と子供たちの頭にはたくさんの?が浮かびました。

そんな?が頭に浮かびつつ、早速子供たちは調査に取り掛かりました。
タバコのフィルターに使いかけの粉ミルク、ビニール袋にプラスチックのかけらと子供たちの?はますます増えるばかり・・・
そして、約1時間かけて漂着物を拾うとたくさんあった漂着物がきれいになくなりました。
今後、子供たちは今回の調査結果を基に、「どうすれば海洋ゴミ問題が解決するのか?」を考えていきます。
私たち、加太・友ヶ島環境戦略研究会も一緒に考えていきたいと思います。

一般社団法人加太・友ヶ島環境戦略研究会の活動の一部は、地球環境基金助成金を受けて行っております。

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