私たちについて

 

私たち「加太・友ヶ島環境戦略研究会(Kada Tomogashima Institute for Environmental Strategies: Katies)」は、和歌山にある無人島「友ヶ島」、およびその対岸の漁師町「加太」を拠点に、大阪湾の海洋ごみ問題と流域ガバナンスの改善に取り組む専門家集団です。役員メンバーは研究者、弁護士、加太の住民代表などで構成されています。
海洋ごみ問題は、科学の力だけで改善できるものではなく、問題解決に向けては多様な利害関係者の相互理解と連携が不可欠です。そこで私たちは、これまでも和歌山市や加太の事業者団体、大阪湾流域の企業といった、地域アクターとの密接な連携のもとで活動に取り組んでいます。今後も研究機関はじめ、行政や公的機関、企業、そして市民・地域住民といった多様な主体が、互いに交流しながら理解を深め合い、協働していくためのプラットフォームの役割を果たしたいと考えています。

代表メッセージ

これまで人間は、様々な壁を作ってきました。
それはしばしば、異質な複数のものを仕切り、隔てるために作られてきました。東西ドイツのベルリンの壁、メキシコとアメリカの国境壁などがそうです。あるいは隔てられることで、本来つながっていたはずのものが分断される効果も生まれます。

さて、私たちの日本は海の国です。古来より海の恵みを受け、あるいは海に呑まれながら、経済と文化を作り上げてきました。
しかしながら、いま日本中の海岸には、ごみでできた壁があります。
この壁が分断するものは、生態系の連関であり、自然と人間の連関です。

生態系は空間に制約されますが、経済活動は空間に制約されることなく肥大化します。肥大化した経済は、生態系との連関を失い、ひいては生態系同士の連関をも切断します。
海洋ごみ問題に限らず、あらゆる環境問題に同じ構造が見て取られます。

私たちは、波打ち際に高々とつくりあげられた「ごみの壁」を壊し、人間と自然のつながりを取り戻すことを目指します。エビデンスベースを前提とし、テクノロジーを積極的に取り入れつつ、一方で住民知と科学知の融合を目指し、行政や企業といった多様な社会アクターと連携します。様々なアクターの知識と技術と想いが協奏し、壁の破壊とつながりの創造が実現される日を想って、一歩ずつ問題解決に取り組んで参ります。

2020年8月 代表理事 千葉知世

 

※「一般社団法人 加太・友ヶ島環境戦略研究会」:和歌山の無人島「友ヶ島」および漁師町「加太」を中心に、大阪湾の海洋ごみ問題とガバナンスに取り組む産学民組織です。2019年4月立ち上げ、2020年7月1日一般社団法人設立。

 

 

メディアで活動が紹介されました。

・2020年9月18日 産経新聞「和歌山・友ケ島の漂着ごみを本格調査、地元の子供協力」

・2020年9月17-18 「毎日新聞」「読売新聞」

・2020年8月26日 和歌山市報道資料(令和2年8月26日)「友ヶ島の海岸漂着物調査について」

・2020年8月24日 毎日放送(MBS)「Newsミント!」に代表理事・千葉知世が出演しました。

・2020年6月30日 朝日新聞:天声人語

・2020年2月18日 産経新聞

・2019年11月14日 読売新聞_和歌山版

・2019年11月14日 毎日新聞_和歌山版

・2019年11月12日 NHK「ぎゅぎゅっと和歌山」

・2019年11月13日 ABCニュース

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