7月1日でレジ袋有料化から一周年です。これを記念し、アートを通じて海洋プラ問題を考えるイベント”MIGO”を開催しました。

MIGO(ミーゴ)は、「ゴミ」反対にした造語です。ゴミ箱をひっくり返して、あなたの出した「ゴミ」と出会い直してみよう。そんな意味を込めて名付けました。

ビーチクリーンは多くの場所で行われていて、それはとても意義のあることです。しかしながら、その日一日頑張って終わり。結局日常生活は変わらない。そんな風になってしまう場合も多いことを見てきました。

そこで、今回のイベントはあえて違ったものにしたかった。そのためにアートの力をお借りしました。

アートには人の心を揺るがす、世界の見方を変える力があります。想像行為を通して、心の根っこの部分に揺るぎがかかれば、もっと深くこの問題と付き合っていけるのではないか。世界各地にある海岸漂着物アートを見ているうちに、そんなふうに思ったのです。

そういう意味でMIGOは、アートを通して海洋プラ問題と向き合う社会実験です。今回のイベントでは、参加者の皆さんと海岸で漂着物を集め、それを色別に分けて、サークルを形取っていきました。

花王株式会社、象印マホービン株式会社という、関西に拠点をもつ大企業にスポンサーいただいたほか、関西圏の多種多様な企業からご参加いただきました。そこに行政、小中学生、アーティスト、NPO、研究者が加わって、みんなで創造する。
流域の、立場も年齢もバラバラな人々が、みんなで海洋ゴミを使って創造する。

そこで見えた景色は、今までの「調査」で見えていた景色とは全く別物でした。「環境教育」でもなく、「エコツーリズム」でもない。
全く新しい景色を見た私たちは、たしかに心が揺らいだのです。きっと、私たちの日常で見える景色も変わるでしょう。

数々の環境映画を制作し、代表作『ビューティフル アイランズ 〜気候変動 沈む島の記憶〜』 (プロデューサー:是枝裕和)は、プサン国際映画祭で受賞後、日米韓でロードショー公開。
そんな素敵なドキュメンタリー映画監督・海南友子さんに、MIGOの短編ドキュメンタリー映像を制作いただきました。ぜひご覧ください。
MIGO/神秘の島で、未来を考える1日。

Ken Matsuo氏に、タイムラプス形式で動画を撮影いただきました。漂着物が即興のアート作品に変貌するさまを、是非ご覧ください。
https://youtu.be/67BFPEe_0N0

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