海の日 海洋ごみ展示企画

2022年7月10日に友ヶ島の海岸漂着物調査を行いました。
前回から3カ月ぶりの調査となり、梅雨が明けてすっかり夏の暑さの中でしたが、無事に調査を終えることができました。

友ヶ島の北側(北垂水)と南側(南垂水)の2地点で調査を行いました。北垂水では流木や灌木が多く、地面の中にも発泡スチロールやプラスチックなどのゴミが埋まっていました。
一方で南垂水は北垂水よりもゴミが少なかったものの、海外のペットボトルなどが漂着していました。
次回の10月の調査では、どのように各地点の様子が変化しているのか興味深いです。

さて、翌週の7月18日には、回収したゴミの分類を、友ヶ島の桟橋前の広場をお借りして行いました。
観光に訪れた方たちにも私たちの活動を目にできる形にし、並行して展示企画を実施しました。

これまでに集められた海洋ゴミの展示には予想よりも多くの方々が興味を示していただき、特にシーグラスやかわいく彩られた豆管は子供たちに大人気でした。
また、友ヶ島オリジナルのおみくじとともにシーグラスが入った“ごみくじ”は完売となりました。

大変多くの方々に募金にも協力していただき、誠にありがとうございました。いただいたご厚意はすべて、友ヶ島のごみの回収活動に充てさせていただきます。

今回初の試みとなった「見せる分類」によって、友ヶ島に訪れた方々が海洋環境問題に関心を持っていただけたなら幸いです。

企画にご協力いただいた和歌山市様、友ヶ島管理事務所様、友ヶ島汽船様、いつもありがとうございます。
また、展示企画にご参加いただいた花王株式会社様にこの場を借りて御礼申し上げます。

文章作成 Seaguardsスタッフ上野舞優

一般社団法人加太・友ヶ島環境戦略研究会の活動の一部は、地球環境基金助成金を受けて行っております。

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